パネットーネ・ソサエティは、「パネットーネ・コンテスト in Japan」の最優秀賞を獲得したパネットーネを毎年、東京・日本橋三越本店で限定販売してまいりました。本年はブラッシュアップのためコンテストは休止いたしましたが、恒例の販売は行います。今回は過去3回のコンテストの最優秀賞受賞者のパネットーネ及びパンドーロに加え、11月に開催した作り手限定のクローズドな試食会で好評を得たお二方のパネットーネが登場します。トータル8種類、もちろん試食あり。自家培養発酵種を元とした5人の個性をお楽しみいただけるスペシャルな機会です。ぜひお越しください。
場所:日本橋三越本店 本館地下1階 フードコレクション
日時:12月20日(土)、21日(日)10:00〜19:30(21日は〜18:30)
<試食販売パネットーネのご紹介>
◆ブーランジェリー コシュカ
パネットーネ クラシコ (約700g) 5,573円
パネットーネ・ソサエティ主催「パネットーネ・コンテストin Japan 2022」で最優秀賞受賞。一年を通してパネットーネを作り続けてレシピ研究を重ね、日々進化しています。ミラノ伝統クラッシコでは本来上面には十字のクープを入れるだけですが、アーモンドの上掛けを施して、より華やかにクリスマスを彩るスタイルにしています。
パンドーロ (約400g) 3,780円
イタリアでは、パネットーネと人気を二分するクリスマス発酵菓子パンドーロ。きめ細やかな生地、バターのリッチな味わい、バニラの華やかな香り、シンプルに見えて実は奥深い一品です。食べるときは袋の中に添付の粉糖を入れ、袋の口を閉じて上下に振って粉糖を全体に纏わせるのがポイント。雪景色のような姿も楽しんでください。
コメントbyパネットーネ・ソサエティ
パネットーネに魅せられ、研究するために年に数回はイタリアを訪れるブーランジェリー コシュカの秋元英樹さんのパネットーネは、レシピの改良を重ね、劇的に変化を続けています。ご本人はまだまだと謙遜されますが、イタリアの職人たちにも認められている本格の味と香り、そしてしっかりとした骨格、さらに食べる度に異なる印象がなんとも面白いのです。パンドーロも、バターとバニラの香りのバランスがとても良く、後をひく美味しさ。一度食べるとリピートしたくなる魅惑の逸品です。
◆パティスリー ペシュミニョン
パネットーネ (約500g) 5,100円
しっとり、そしてふんわり。これまでのパネットーネの概念を覆すような、とろける食感のフレッシュなパネットーネです。パネットーネ・ソサエティ主催「パネットーネ・コンテストin Japan 2023」においてグランプリに輝いたペシュミニョンのパネットーネは、イタリア人の母とフランス人の父を持つシェフ、マキシム・ブロンデルさんが完成に8年を費やしたスペシャリテ。華やかな柑橘の香り、ふわりと広がるバニラの香りを存分に楽しんでいただける、とびきり贅沢なパネットーネです。
ヴェネズィアナ (約500g) 6,450円
パネットーネと同じく、北イタリアではお馴染みの発酵菓子ヴェネズィアナ。ペシュミニョンのもう一つのスペシャリテであるヴェネズィアナは、カットした途端にその贅沢なチョコレート使いに驚き、食べればさらにたっぷりとしたチョコレートに魅了される一品です。それもそのはず、使われている材料の中で最も多いのがチョコレート。しっとり、そして口中で溶ける独特の食感は、発酵種の賜物。冬、寒い季節限定の逸品です。
・コメントby パネットーネ・ソサエティ
パネットーネ・ソサエティが主催するコンテストの第二回目で最優秀賞となったマキシム・ブロンデルさんのパネットーネは、ハッとするような華やかな香りと、ふんわりとしたひと口目の後に、クリームのようにとろける食感が独特。イタリアのオーソドックスなパネットーネとはまた違った、オート・パティスリー的な解釈を楽しめる稀有な存在です。ヴェネズィアナは、イタリアでは普通チョコレートは使いませんが、これもブロンデルさんのオリジナルとして、特別感を味わえます。
◆ブーランジュリー グランオム
パネットーネ・クラシコ (500g) 6,480円
パネットーネ・ソサエティ主催「パネットーネ・コンテストin Japan 2024」で最優秀賞を獲得しただけでなく、イタリア現地の大会ファイナルにも進出した実力を誇るミラノ伝統スタイルのパネットーネ。イタリア産の小麦粉、オレンジ、レモンを使用し、3日間かけて丁寧に作っています。華やかな香りと独特の口溶けを楽しんでいただける自信作です。
パネットーネ・キャラメルチョコ&オレンジ (500g) 6,480円
「パネットーネ・コンテストin Japan 2024」でミラノ・クラッシコ部門とともにチョコレート部門でも最優秀賞を獲得。今回はその進化形として、キャラメルチョコ&オレンジが登場です。イタリア産の小麦粉、オレンジ、そしてキャラメル風味のチョコレートを使用したグランオムのスペシャリテ。コクのあるチョコレートの味わいにキャラメルの優しい甘さが加わり、さらにオレンジのエレガントな香りがアクセントとなっています。
コメントbyパネットーネ・ソサエティ
日本でパネットーネの認知度がほとんどない時代から、イタリア現地の大会に個人的に挑戦してきたブーランジュリー グランオムの小嶋慎一郎さん。イタリアの職人が作るパネットーネを実際に味わい、その秘密を探り、自分なりに出した答えをパネットーネに表現しています。弾むような食感と口溶けの良さ、明快な香りで、イタリアではコンテンポラリーとも評されるスタイルを貫いています。
NEW◆ランテルナ マジカ
パネットーネ クラッシコ (1000g) 6,382円
ランテルナ マジカのリエヴィト・マードレ(発酵種)は、イタリア・ピエモンテ州の老舗パスティッチェリアの菓子職人カルロ・リッソ氏から譲り受けたものを継いで育て、唯一無二の種としてパネットーネの礎となっています。その発酵種のもたらす香りとともに、卵黄による独特の色味、生地の香り、ふんわりとした食感、それらが相まって本場イタリアにも負けない独自の味わいをなしていると自負しています。パネットーネを作り始めて16年目を迎えた、乳化剤や保存料を用いないランテルナ マジカのパネットーネとともに、イタリア風の12月をお楽しみください。
・コメントbyパネットーネ・ソサエティ
ランテルナ マジカの阿部之彦さんは、イタリア料理の料理人として本物を追求する人。その姿勢はパネットーネにおいても揺らがず、あくまでもイタリア現地の味を自ら育て続けた発酵種で表現することに取り組んできました。パネットーネは本来、大きく作ることでその味わいと香りが生かされるものです。阿部さんはその点においても妥協せず、1kgというイタリアでは美味しさが保証されるサイズを作り続けています。
NEW◆ル フルーヴ
柑橘とショコラのパネットーネ (500g) 6,696円
旬の時期に農家さんから届くブラッド・オレンジ、伊予柑、レモンを、工房で約1週間かけて少しずつ火を入れながら、それぞれの柑橘の状態を毎日確認し、香りと表情がいちばん美しい瞬間を狙って炊き上げた自家製コンフィを使用。ショコラは、シェフである上垣さんがマダガスカルの農園を訪ね、発酵や収穫の現場で品質を確かめて選んだカカオが原料。そして生地は、工房で毎日世話を欠かさない自家培養発酵種を使い、約30時間かけてゆっくりと発酵させています。柑橘、ショコラ、発酵種。3つの素材と時間が織りなす、ル フルーヴならではのパネットーネです。
・コメントbyパネットーネ・ソサエティ
農家に生まれ、ショコラのコンクールで各賞を獲得している上垣河大さん。農業とショコラティエ、どちらも日々の積み重ねと探究心こそが原動力であるということを実感する、それが上垣さんのショコラ・パネットーネです。イタリアでチョコレートのパネットーネといえば、いかにチョコレートを全面的に感じさせるかという点に重きが置かれる傾向がありますが、上垣さんのそれは、あくまでもパネットーネとしての風味を大事にし、そこにショコラと柑橘がほんのりと艶やかさをもたらす役割を果たしています。イタリアとは違う、上垣さんならではの世界です。
※内容は予告なく変更する可能性があります。
